国際的な取組み
地球観測衛星は地球の周りを回りながら観測するため、日本国内だけでなく全世界を観測できます。衛星から得られた観測データは国内にとどまらず、地球上の様々な課題解決に役立つものであり、天気予報や防災といった日々の変化から将来の気候変動の予測といった様々な目的で、世界中の方に利用されています。
JAXAは、宇宙から観測できる地球観測衛星データの強みを生かし、持続可能な開発目標(SDGs)、気候変動、災害、水資源、食料安全保障、生物多様性などの人類が直面している地球規模での社会課題解決に貢献するべく、世界に対しソリューションやサービスを提供することを目指しています。
<JAXAの取り組み>
持続可能な開発目標(SDGs )
パリ協定
仙台防災枠組み
気候変動モニタリングのための必須気候変数(ECV)
地球規模の課題解決は、JAXAだけではなく世界の宇宙機関と協力することにより実現の可能性が高まります。このためJAXAは、米国航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)などの様々な宇宙機関と連携し、お互いの強みを生かした地球観測衛星の共同開発やデータの精度検証や品質向上、データを利用したアプリケーションの検討などの協力を行っています。
<JAXAが参画する国際枠組み>
地球観測衛星委員会(CEOS)
アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)
地球観測に関する政府間会合(GEO)
気象衛星調整会議(CGMS)
国際宇宙会議(IAC)など