気象観測衛星に関する国際連携
- 気象衛星調整会議(CGMS)-
気象衛星調整会議 (CGMS: Coordination Group for Meteorological Satellites)は、世界の気象衛星運用機関及び地球観測衛星運用機関に加えて、利用者を代表する世界気象機関(WMO: World Meteorological Organization)及びユネスコ政府間海洋委員会(IOC-UNESCO: Intergovernmental Oceanographic Commission of United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)等の国際機関で構成されており、日本では気象衛星を運用する気象庁および地球観測衛星を運用するJAXAが構成メンバーとなっています。
気象衛星調整会議の役割は、国際的に複数の衛星運用機関とユーザー・コミュニティーとの連携を強化することにより、1) 観測システムの継続のための調整、2) 観測データの相互比較による品質向上、3) 世界の利用者のサポート、4) 参加機関間における観測データの共有、5) 特定の分野における衛星データの利用技術の開発等に係る様々な調整です。JAXAは水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W)や全球降水観測計画/二周波降水レーダ(GPM/DPR)等のデータ提供や利用技術開発、さらに将来の衛星計画の調整を通じてCGMSの活動に積極的に参加しています。
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