重点テーマ

衛星地球観測の重点テーマとは

衛星による地球観測は、宇宙から地球全体を俯瞰的かつ継続的にとらえ、私たちの暮らしや社会を支える重要な役割を担っています。特に近年は、気候変動などの地球規模課題に対応するための将来予測の高度化や、地震・豪雨・火山噴火といった自然災害への防災・減災において、その重要性が一層高まっています。

衛星地球観測の重点テーマは、 JAXA第5期中長期計画(2025~2031年度)に基づき、宇宙基本計画に示された「宇宙安全保障の確保、国土強靭化、地球規模課題への対応、イノベーションの創出」への貢献を目指す取り組みです。

関係機関との連携により社会にもたらす具体的な便益を明確にし、官民連携や複数プロジェクトの組み合わせによる総合的な取り組み、継続的な観測とデータ提供、国際的な視点での戦略的な推進を進めます。その中でも、実現に向けた道筋が明確な重要取り組みを「重点テーマ」と位置付け、資源を重点的に配分し取り組みを加速し、着実な成果の創出を目指します。

現在、以下の4つの重点テーマを設定しています。
自然資本の把握とクレジット創出
海洋状況把握
水災害・水資源管理
インフラ管理・防災DX

自然資本の把握とクレジット創出

森林/水田の自然資本を把握する衛星データ利用技術を確立し、カーボンクレジット市場(CO2の削減量を売買する市場)のシェア獲得を目指します。本テーマでは、以下の2つのサブテーマに取り組んでいます。
森林クレジット ▶
水田クレジット ▶

海洋状況把握

日本周辺海域の安全と権益を守るため、衛星による日々の監視や分析技術の開発を行う。さらに同盟国・同志国との協力関係の構築を進めます。
海洋状況把握 ▶

水災害・水資源管理

日本発の水災害・水資源管理ソリューションの展開を通じたグローバルサウス(GS)諸国における水課題の解決を通じた外交・産業便益の実現を目指します。
水災害・水資源管理 ▶

インフラ管理・防災DX

衛星による高精度3次元地形情報等により、国土管理の効率化やデジタル防災基盤の構築と競争力の高いグローバルビジネスの創出を目指します。本テーマでは、以下の3つのサブテーマに取り組んでいます。
インフラ管理DX ▶
防災DX ▶
3D地形情報の開発 ▶

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