雲エアロゾル放射ミッション(EarthCARE : Earth Clouds, Aerosols and Radiation Explorer)は、日本とヨーロッパが協力して開発を進める地球観測衛星ミッションです。地球上空を周回する衛星に搭載する4つの観測センサ(雲プロファイリングレーダ、大気ライダー、多波長イメージャ、広帯域放射収支計)を用いて、雲・エアロゾル(大気中に存在するほこりやちりなどの微粒子)の分布や鉛直構造、大気上端における放射収支エネルギーを全地球的に観測することで、数値気候モデルの改良に必要なデータを継続的に収集し、気候変動予測の精度向上に貢献します。
関連する主な人工衛星、センサの一覧
衛星名 | 主なセンサ | 観測期間 |
雲エアロゾル放射ミッション(EarthCARE) ※日本とヨーロッパの共同ミッション |
雲プロファイリングレーダ(CPR) | 2024年~(運用中) |