エアロゾルのデータ
概要
黄砂、PM2.5などの空気中を漂う微粒子(エアロゾル)は宇宙からも観測できます。火山噴火や森林火災によって発生した噴煙は長距離にわたって大気中を漂い、広範囲にわたって大気汚染や視程障害を引き起こし、日常生活に影響を与えます。エアロゾルの観測結果をシミュレーションに組み込むことで、黄砂の飛来予測にも生かされています。
さらに、「大気エアロゾルによる日傘効果」として地球温暖化を緩和する方向に影響を与える可能性が考えられています。地球温暖化の将来予測を行うためにも重要なデータの一つです。
主なプロダクト
エアロゾル光学的厚さ(Aerosol Optical thickness)
エアロゾル種(Aerosol Type)
エアロゾル粒子径(Aerosol Particle Radius)
データを入手できるデータ提供サイト
G-Portal
JASMESポータル
JAXAひまわりモニタ (P-Tree)
JPMAP
関連する人工衛星
気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)
温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)
温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)