2023年のお知らせ

  • すべて
  • お知らせ
  • 提言・報告
  • イベント
  • 活動報告

2023.12.25活動報告

“もくもくスクール”を初開催しました!

2023年11月30日(木)~12月1日(金)の二日間、NIHONBASHI SPACE WEEK 2023とのパートナープログラムとして、「CONSEOもくもくスクール」を企画・開催しました。

「もくもくスクール」は、衛星開発やデータ利用のアイデアのヒントを得て頂くと共に、アイデアを形にする、基礎体力をつけることを目指したスクールとして開催しました。

2日間で衛星地球観測分野のエキスパートとなって頂ける“カリキュラム”を用意し、当日は衛星データ利用の初心者の方も多くご参加頂き、エキスパートへの第一歩を踏み出して頂きました。

イベントレポートは「こちら」に掲載しております。2日間で延べ160名が参加した「CONSEOもくもくスクール」の様子を是非、ご覧ください。

また、講演資料と講演動画は以下に掲載しておりますので、是非ご覧ください。

クラス/講義 講演資料 講演動画
起業講演 「自分が宇宙の仕事をするまで」
株式会社スペースシフト 金本 成生氏
PDF
利用事例紹介「地球環境系衛星データの利用事例紹介」
一般財団法人リモート・センシング技術センター 樋口 理子
PDF https://youtu.be/-b4OuzrETYM
リモートセンシング概論「今さら聞けない‼文系でもわかるリモートセンシングのキホン」
JAXA 村木 祐介
PDF 前半https://youtu.be/iFsLhOp5mzo
後半https://youtu.be/J6AOui9d6wU

2023.12.22活動報告

【イベント報告】NIHONBASHI SPACE WEEK2023でCONSEOステージを開催しました!

2023年11月28日(火)に、NIHONBASHI SPACE WEEK 2023の特別企画として、「CONSEOステージ〜衛星データ利用の奥深さ、可能性への気づき〜」を企画・開催しました。

2部構成となったプログラム前半は「桝さんが掘り下げる! 衛星×未来」と題して、CONSEO広報アンバサダー桝さんが、「シン・二ホン」の安宅さん(慶應義塾大学/LINEヤフー)や関本教授(東京大学)、沖さん(JAXA)との対話で深掘りを行いました。

また、プログラム後半は、「桝さんが触る!衛星データ〜CONSEOもくもくスクール ショートデモ〜」と題して、一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC) ソリューション事業第二部 調査普及課 課長 亀井 雅敏 さんが、衛星データ解析講座のデモンストレーションを実施しました。

イベントレポートは「こちら」に掲載しております。当日、会場が超満員となった見ごたえたっぷりなステージの様子をまとめたレポートを是非、ご覧ください。

2023.12.19

【デジタル庁からの照会】技術カタログ公募(第3弾)の開始について(アナログ手法を代替するドローンやウェアラブルデバイス等に関する製品情報を募集します)

平素よりお世話になっております。
株式会社三菱総合研究所(再委託先:KPMGコンサルティング株式会社)デジタル庁技術カタログ公募担当でございます。

ドローンやカメラ、衛星画像などの技術をお持ちの事業者様、そして、ウェアラブルカメラやオンライン会議システム等の技術をお持ちの事業者様へ、製品情報のご提供に向けたご案内をお送りします。

デジタル庁では、アナログ手法を代替する製品やサービスの情報を募集し、「技術カタログ」として整備する取組を行っております。この技術カタログは、アナログ手法のルールを所管する府省庁や地方自治体にとって、その既存ルールをデジタルに変えていく上で、参考となるものです。

この「技術カタログ」に貴社の製品情報をご登録頂くことで事業拡大に繋がる可能性もございます。是非この機会に、貴社製品のご登録をご検討いただけましたら幸いです。

【アナログ手法を代替する技術カタログ公募(第3弾)概要】

応募テーマ:

≪テーマ①≫広域な利用状況・被害等の把握のデジタル化を実現する製品・サービス

応募対象技術例:ドローン、カメラ、衛星画像、AI

応募技術:地形や土地の利用状況、災害時の被害状況等を広範囲に観測するにあたり、対象場所のデータを取得する技術や、取得データに対し計測・識別を行う技術を募集します。

公募要領:広域な利用状況・被害等の把握のデジタル化に関する技術の募集要領 (digital.go.jp) [PDF]

ご登録フォーム※:広域な利用状況・被害等の把握のデジタル化を実現するための技術の公募 (ページ 1/11) (office.com)
※ 設問数:全118問/想定回答時間:1~2時間程度(自由記述回答により大きく変動します)

≪テーマ②≫事業場の管理・業務状況等の把握(実地調査)のデジタル化を実現する製品・サービス

応募対象技術例:ウェアラブルカメラ、オンライン会議システム

応募技術:リアルタイムなコミュニケーションを行い、事業場等に立ち入って施設・設備や帳簿等を確認する実地調査を遠隔化できる技術を募集します。

公募要領:事業場の管理・業務状況等の確認(実地調査)のデジタル化に関する技術の募集要領 (digital.go.jp) [PDF]

ご登録フォーム※:事業場の管理・業務状況等の確認(実地調査)のデジタル化を実現するための技術の公募 (ページ 1/12) (office.com)
※ 設問数:全120問/想定回答時間:1~2時間程度(自由記述回答により大きく変動します)

応募期間:2023年11月17日(金)~12月22日(金)

応募期間につきまして、期日(12月22日)を超過してのご回答受付も可能でございますが、誠に勝手ながら事業スケジュールとの兼ね合いから、1月12日(金)までにご回答をいただけますと幸いです。

その他募集に関する情報:技術カタログの整備|デジタル庁 (digital.go.jp)(現在公募している案件)

【技術カタログの公募状況】

第1弾 対面講習

第2弾 往訪閲覧・縦覧

第3弾 広域な利用状況・被害等の把握、事業場の管理・業務状況等の確認(実地調査)[今回のご案内]

第4弾 施工・経年劣化・安全措置対策状況等確認、侵入痕跡・状況異変の検知(見張り)[予定]

第5弾 測定・分析[予定]

もし期日までのご回答が難しい場合には、【本件に関するお問い合わせ先】までその旨ご相談をいただけますと幸甚です。
お忙しい中恐縮ですが、ご回答にご協力下さいますようお願い申し上げます。

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社三菱総合研究所(再委託先:KPMGコンサルティング株式会社)
〒100−8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
デジタル庁技術カタログ公募担当
E-mail:catalog-inquiry@ml.mri.co.jp

2023.11.27お知らせ

CONSEO会員検索サイトの公開

CONSEO会員検索サイトは衛星地球観測分野の様々なバックグラウンドをもつCONSEOというコミュニティの強みを知っていただき、CONSEO会員とつながることを目的としたサイトです。第一弾の公開では趣旨にご賛同いただいた62社のスキル情報を公開しています。ぜひご覧になってください。

2023.11.17活動報告

世界最大のスマートシティイベント SMART CITY EXPO WORLDCONGRESSにCONSEOがブース出展!

2023年11月7日(火)~11月9日(木)にスペイン・バルセロナで開催されたSMART CITY EXPO WORLDCONGRESS 2023にCONSEOとして初めて参加&ブース出展しました。

会場の“Firade Barcelona Gran Via”正門

巨大なホールを2ホール貸し切って開催

SMART CITY EXPO WORLD CONGRESS (SCEWC)は、都市イノベーションに関する世界最大かつ最も影響力のあるイベントです。同イベントは、世界140か国以上から参加者が集まります。今回の2023年開催も、主催者の発表によると140か国、800以上の都市から25,300人が来場しました。

イベントでは、一般社団法人 スマートシティ・インスティテュート (SCI) 様が、岸田内閣の下で始動した「デジタル田園都市国家構想」を体現する、人間中心主義、住民参加型・産官学民共生モデルで、地域のWell Beingを目指す政策・取り組み・先進事例を世界に発信することを目指し、日本パビリオンを会場に設置しました。

日本パビリオン集合写真

CONSEOブース(事務局・村木)

CONSEOは、SCEWC及び日本パビリオンに初めてとなるブース出展を行い、衛星地球観測が地球規模の課題解決やDX(デジタル・トランスフォーメーション)・GX(グリーン・トランスフォーメーション)に不可欠な情報を提供し、「見通せる」社会の実現するビジョンと、会員の皆さんが提供するスマートシティ分野のソリューションについて参加者にアピールするとともに、スマートシティ分野の国内外の出展者との交流を行い、人的ネットワークを構築し、CONSEOの提言検討に資するべく、都市イノベーションの現状や最先端の取組について視察・情報収集を行いました。

日本パビリオンでのCONSEO紹介プレゼン

他パビリオンへの視察ツアーにも参加

その他の視察ツアーとして、バルセロナ市庁舎への訪問もSCI様に手配いただいており、市の職員から、バルセロナ市の国際人材確保に関する取組や、CO2削減に関する取組に関する市の職員の講演を聴講する機会を得ました。

SCEWC会場の各国の展示ブースで特によく目にしたテーマとして、CONSEOでも勉強会を開催し、国交省のPLATEAUも大きな注目を集める「デジタルツイン」があり、各国から様々な取組が展示されていました。

今回展示されていた様々なデジタルツインは、センシング等により都市の様々な情報を可視化するものが多くみられましたが、中にはある地域に住宅を増やすことにより、周辺の大気汚染や交通渋滞がおこることについての複数の将来シナリオを解析できるような、シナリオ検討の機能を持つデジタルツインも紹介されており、CONSEO事務局スタッフは実際に触れて体験することができました。

またこれらのデジタルツインに主な利用用途は、自治体の災害対策や環境整備、市民サービス向上を検討する際の判断支援(Decision Make Support)が主とされていることも、共通点でした。

各国のデジタルツインが集結したDELL/NVIDIAブース

20都市以上で導入実証が進むイタリアのSNAP 4 CITY

都市インフラ整備や地質調査、エネルギー管理等のインフラ関係を中心としたデジタルツインを提供するBentley社

その他の分野の展示では、AIやIoTデバイスを活用した取り組みが多く、電柱に設置したカメラ映像をAIで解析し犯罪予兆を検知、また歩行者の飛び出しを検知し付近の走行車に情報を送信し自動ブレーキを作動させるソリューションや、地下鉄の冷暖房システムからデータを収集し換気システムの最適化、温度・Co2レベルの測定を行い車内環境の改善及びエネルギー管理を担うソリューションなど、都市の安全・快適を支援するサービス・ソリューションが多く展示されていました。これら進化するIoTデバイスと衛星地球観測の融合は今後可能性のある領域と感じました。

他方で、SCEWCで展示されていた各サービスやソリューション、デバイスの多くは、実証導入などの検証段階であることが多く、今後の普及が待たれているのが現状であることが強く印象に残りました。

また、衛星地球観測に関連した展示としては、USAパビリオンでNASAがブースを設け、ドローンや衛星データによるスマートシティの貢献について紹介していました。ラングレー宇宙センターのStrategic Partnershipに関する部局が出展しており、今年初めての展示でスマートシティ分野での利用機関等とのパートナーシップを模索しているとのことでした。また、欧州が先導するオープンソースな都市OSであるFIWAREのブースでは、FIWAREと衛星地球観測データを用いた緑地解析などの取り組み「Spotted (Satellite Open Data for Smart City Services Development)(参考:https://cef-spotted.eu/)」に関する展示が行われていました。

CONSEO事務局の所感として、CONSEO会員が現在提供、または開発しているサービスやソリューションは、世界的に見ても先端的なものが多いと感じました。またそれらのサービスやソリューションを用いて実施した実証の結果は、世界から高い関心を集めると思料します。特に、同じくエンドユーザーとなる他国の政府・自治体やその他の潜在顧客にとって、実際の実証結果は大変有益な情報であり、それの情報は、今後の連携や提携を検討する重要な判断材料となると考えられます。

あわせて、CONSEOが描く2040年の未来社会像である「見通せる社会」は、都市イノベーション分野と親和性が高く、衛星地球観測を活用したサービス・ソリューションがスマートシティに貢献できる可能性は大きいことを強く実感しました。一方で、衛星地球観測に関するスマートシティコミュニティの認知は低く、ブースへの来訪者も「そのようなソリューションがあるのか」、と驚いている状況でした。今後、さらにスマートシティコミュニティへの認知拡大の取り組みを推進すべきと感じました。

CONSEOが描く2040年の未来社会像をどう実現するか具体的に示し、CONSEO会員が、提供するサービスがどの未来社会像に役立つものであるか紹介することで、スマートシティの更なる発展を衛星地球観測がリードするポテンシャルを持っているとアピール出来ることでしょう。また同時に、潜在顧客の発掘も期待でき、更なる実証機会の獲得などが望まれます。

次年度以降は、CONSEO会員の皆さんと共に、スマートシティ分野における日本の衛星地球観測のポテンシャルを世界に知らしめていきたいと強く思い、スペイン・バルセロナを後にしました。

来年は、2024年11月5日 - 7日に同じ会場で開催予定です

CONSEO会員の皆様、是非来年SMART CITY EXPO WORLD CONGRESSに出展し、日本の衛星地球観測の可能性を共に世界へ発信しましょう!

参考

2023.11.13イベント

CONSEO もくもくスクール 2023 参加者募集

CONSEOでは、衛星地球観測の知見を広く共有する機会として、もくもくスクール2023をSpaceweekと連携して2023年11月30日(木)、12月1日(金)に期間限定で開校します。

衛星データ解析にかかる座学から、起業にかかる講演、衛星データに触れてみるような面白いクラスを準備しています。まずは、衛星データに触ってみる、衛星の話を聞いてみるから、始めませんか。

○もくもくスクール

  • 日時:2023年11月30日(木)10:30~、12月1日(金)10:30~
  • 場所:X NIHONBASHI BASE (日本橋アイティビル 3階)

    会場へのアクセスはこちら

  • 内容:講座、座学、体験クラス、相談コーナーを設けています。
  • 参加:申込必要な座学や講座について、募集を開始しますので、是非ご応募ください。

●カリキュラム(イベントスケジュール)

●各講座について

●講師リスト

  • クラス:起業講演 「自分が宇宙の仕事をするまで」
    時間:45分
    日時:11月30日(木)10時30分~11時15分
    講師:スペースシフト 金本さん

    金本 成生

    株式会社スペースシフト 代表取締役CEO

    1975年鳥取県米子市生まれ。神戸大学工学部情報知能工学科卒。小学校2年の頃にハレー彗星に興味を持ち天文学者を志す。同時にコンピューターにも興味を持ち、大学在学時代にITベンチャーを起業。その後音楽業界、IT業界を経て2009年、宇宙ベンチャー「株式会社スペースシフト」を起業。代表取締役に就任。「宇宙xAIで世界をひもとく」をテーマに事業を展開。衛星データ解析ソフトウェア開発、非宇宙企業への宇宙ビジネスコンサルティングなどを手掛ける。総務省「宇宙×ICTに関する懇談会」「宇宙利用の将来像に関する懇話会」構成員などを歴任。

  • クラス:スペシャル講演「NASAによる地球観測」
    時間:30分
    日時:11月30日(木)11時30分~12時00分
    講師:NASA Bethさん

    NASA Weinstein Beth

    (マンスフィールド財団研修プログラムにて JAXA に留学中)

    マンスフィールドフェローとして、2023年7月から日本に一年間滞在し、現在はJAXAで勤務。来日前はNASAのプランクトン・エアロゾル・曇・海洋生態系 (PACE) ミッションの衛星マネージャーを務める。NASA での 20 年以上の勤務の中で、科学データの配布から宇宙科学衛星(例えばGPM)の調達と構築、さらにはNASA 本部での方針の策定と実施まで、さまざまな役割を担う。メリーランド大学カレッジパーク校でコンピューターサイエンスの学士号を取得し、ジョージワシントン大学で国際科学技術政策の修士号を取得。ワシントン D.C.出身。

  • クラス:地球観測衛星概論
    時間:45分
    日時:11月30日(木)14時00分~14時45分
    講師:ASTEC 太田さん

    太田 祥宏

    一般財団法人衛星システム技術推進機構(ASTEC)株式会社
    アクセルスペースホールディングス CEO室 室長 兼 執行役員CSO

    東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻 修士課程修了後、金融機関を経て2014年に株式会社アクセルスペースに入社。アクセルスペースにて資金調達活動をはじめとした経営管理業務を中心に、AxelGlobe事業, AxelLiner事業を含む宇宙に関する幅広い事業に従事。2022年10月よりASTECに兼務出向し、主に観測分野における調査を担当。

  • クラス:利用事例紹介「行政分野における衛星データ活用について」
    時間:45分
    日時:11月30日(木)15時00分~15時45分
    講師:パスコ 島沢さん

    島沢 貴之

    株式会社パスコ 衛星事業部 事業推進部 営業企画二課 係長

    2015年パスコ入社、民間企業営業部署配属。2018年に衛星事業部に異動し、中央官庁及び地方自治体・民間企業向け衛星商材営業、衛星サービス開発、セミナー等イベント企画運営等を担当。

  • クラス:地球環境系衛星データの利用事例紹介
    時間:45分
    日時:11月30日(木)16時00分~16時45分
    講師:RESTEC 樋口さん

    樋口理子

    一般財団法人リモート・センシング技術センター 研究開発部 環境解析課 課長

    1998年(一財)リモート・センシング技術センター入社、解析研究部、つくば事業所を経て2023年4月より現職。
    JAXAからの受託にて、ADEOS、ADEOS-II、ALOS、GOSAT、GCOM-C等の様々な地球観測衛星の校正検証、画像処理、データセット作成業務などに従事。 また環境衛星データを活用したJAXA地球環境モニター(JASMES)やJAXA農業気象情報システム(JASMAI)、東南アジアに農業気象情報を提供するための農業気象情報システム(JASMIN)の維持支援を行うとともに、それらのデータセットを活用した農作物収量予測業務を担当。

  • クラス:リモートセンシング概論「今さら聞けない‼文系でもわかるリモートセンシングのキホン」
    時間:90分
    日時:12月1日(木)10時30分~12時00分
    講師:JAXA 村木さん

    村木 祐介

    JAXA第一宇宙技術部門衛星利用運用センター 主幹研究開発員

    CONSEO事務局メンバ。アジア開発銀行(ADB)や文部科学省への出向経験を有し、衛星利用分野の戦略や新規事業の企画立案、官民連携事業の推進を担当。

  • クラス:データ解析講座
    時間:210分
    日時:12月1日(木)13時00分~16時30分
    講師:RESTEC 道下さん

    道下 亮

    一般財団法人リモート・センシング技術センター ソリューション事業第二部 調査普及課 課長代理

    日中米の大学等における15年以上の研究・教育活動を経て2016 年一般財団法人リモート・センシング技術センター入社。JAXAでの勤務を経て2022年より現職。近年は作物の収量予測や稲の作付け地の抽出など、衛星データの農業分野へ利活用に関する業務に従事する傍ら、国内外で衛星データの人材育成を手がけており、数々のJAXA・JICA案件にも携わる。

  • クラス:モノつくり相談
    時間:終日
    日時:11月30日
    講師:JAXA 中島さん

    中島 正勝

    もくもくスクール メンター
    JAXA第一宇宙技術部門衛星利用運用センター 特任担当役

    1985年,NASDA(現JAXA)入社。2年半人工衛星の追跡管制業務に従事した後,地球観測センサの研究を行う部署にて光学系のセンサ研究を実施。その後,5つの地球観測衛星プロジェクトにて主として光学センサ開発を担当。2023年3月に定年退職後同年4月に再雇用,従来の業務を継続するとともに,ドップラライダー業務の支援を実施している。

  • クラス:データ利用相談
    時間:終日
    日時:11月30日、12月1日
    講師:JAXA 松尾さん
    JAXA 太田さん(11月30日)、水上さん(12月1日)

もし、“もくもくスクール2023”期間は、別のご予定あって参加できない方向けに、会員が実施しているその他の講座情報をご用意しました!

以下リンク先のPDFファイルをご参考ください。

https://earth.jaxa.jp/conseo/news/2023.html#1027-1

2023.11.7活動報告

アジア最大級宇宙イベント!Thailand Space WeekにCONSEOブースを出展!

2023年10月25日(水)~10月27日(金)にタイ・バンコクで開催されたThailand Space Week2023にJAXA(宇宙航空研究開発機構)ブースと併設する形でCONSEOブースを出展しました!

Thailand Space Week (TSW) 2023は、4年ぶりに開催されたアジア最大規模の宇宙経済イベントです。今年度は、約3000名の現地参加及び9000名のオンライン視聴を記録し、開催期間中には、Anutin Charnvirakulタイ副首相や高等教育科学研究イノベーション省(MHESI)のSupamas Isarabhakdi大臣が会場を訪問する等、活気にあふれた宇宙イベントとなりました。

またタイ政府の宇宙機関であるGISDA(GEO-INFORMATICS AND SPACE TECHNOLOGY DEVELOPMENT AGENCY )長官も連日様々なセッションに登壇し、アジアの宇宙開発・宇宙利用をタイが牽引していくとの意気込みを強く感じました。

※ タイ副首相・MHESI大臣らによる日本パビリオン訪問では、開催を祝して鏡割りが行われました。その後、日本パビリオン内の展示ブースの視察を行いました。(右写真は、アークエッジ・スペース社の衛星を視察される様子)

プレナリ会場でのプログラムには、多くのCONSEO関係者が招待されており、CONSEO副会長でソニーグループ専務CTOの北野氏がタイ国家放送通信委員会(NBTC)、エアバスのアジア太平洋地域局長等と共に、宇宙技術による持続可能性や地上課題の対応に係るパネルへ登壇、CONSEO幹事会委員でSPACETIDE代表の石田氏は、アジア太平洋地域における宇宙経済の強化にかかる日・タイプログラムで、キーノートスピーカとして登壇しました。日・タイ宇宙経済のビジネスピッチイベントでは、CONSEO会員企業も登壇し、日本の宇宙ビジネスをアジアに広く発信しました。

また、プレナリ会場に併設する形で、企業による展示が行われました。TSW2023では、内閣府が代表となり、CONSEO会員を含む日本企業から出展者を募集し、日本パビリオンを設置。参加国の中で最大数の16社が出展し、会場内でも高い注目を集めました。(その他、タイ、中国、シンガポール、イギリス、ノルウェーの企業も出展)

※ TSWに招待されたJAXA理事長・山川氏も各ブースを訪問し出展した日本企業と意見交換をしました。

CONSEOブースでは、情報提供にご協力いただいた会員企業のサービスやソリューションを紹介するとともに、衛星データ活用に関するミニセミナーを開催しました。3回のミニセミナーには、毎回20名以上のオーディエンスが集まる等、衛星データ活用への高い関心を改めて実感することができました。

多数のCONSEO会員企業の出展がある中、チーム日本として会場を訪れた各国の参加者に日本の宇宙産業、衛星地球観測について広くアピールする絶好の機会となりました。

(順不同:三菱電機株式会社、スカパーJSAT株式会社、日本工営株式会社、株式会社天地人、株式会社パスコ、株式会社由紀精密、横川電機株式会社、株式会社Synspective、株式会社アクセルスペース、ソニーグループ株式会社、CONSEO/JAXA)

2023.10.27活動報告

リモートセンシング技術を取得できる講座一覧について (CONSEOアカデミー活動報告)

CONSEOアカデミーでは、リモートセンシング分野における人材育成実施プログラムについて、CONSEO会員の方を対象にアンケート調査以下の期間で実施しました。

・調査実施期間:2023年7月12日(水)~2023年7月31日(月)

今回の調査では、12大学、6法人及び振興会から情報提供及び情報公開についてご了承いただきましたので調査結果を掲載いたします。

本調査では、リモートセンシング技術について学べる講座について、レベル分け(初級~上級)、費用情報、開催時期・期間等、講座関わる様々な情報を整理しております。

衛星データ利用を考えている方、より高度リモートセンシング解析技術の習得を目指す方など様々な方が本資料を通してスキルアップを検討頂けますので、是非ご活用ください。

リモセン技術を習得できる講座一覧[PDF]

今回の調査においては、上述の大学・法人及び振興会の他にも多くのCONSEO会員から情報をご提供頂きました。

情報提供頂きました皆様、ご協力ありがとうございました。

2023.10.17活動報告

【当日映像追加!】SpaceLINK 2023にCONSEO事務局・松尾が登壇!

(10月17日追記:ページ下部に当日のアーカイブ映像を追加しました)

2023年9月13日(水)に開催されたSpaceLINK2023(主催:(株)DigitalBlast)に、CONSEO事務局の松尾が、「わたし × 衛星ビジネス ~つながる・わたしと衛星利活用~」にパネリストとして登壇しました。

パネルディスカッションには、CONSEO法人団体会員(株)羽生田鉄工所の羽生田氏がパネリストとして松尾と共に登壇、またCONSEO有識者会員でもある宇宙キャスター®の榎本麗美氏がモデレーターを務めました。(他パネル1名は、(株)サイエンス・クリエイト 勝間氏)

衛星データを活用したビジネスの現状や課題、また衛星データを利活用したビジネスを今後増やすために取り組むべきことなどをパネリスト各々の視点から発表されました。

羽生田氏は自社で展開している「DX寺小屋」の事例から、新たに衛星データを使ってみたい人をどう増やすか、裾野拡大について発言されました。CONSEO事務局・松尾は、産学官連携のプラットフォームであるCONSEOが衛星データ利活用拡大において、ニーズや課題のマッチングの役割を担っていきたいと発言をされました。

会場には凡そ200名ほどの観覧者が集まり、衛星ビジネスへの高い関心を改めて再認識するパネルディスカッションとなりました。

当日のアーカイブ映像は以下よりご覧いただけます。

本パネルディスカッション開催にあたりご調整頂きましたイベント関係者の皆様に御礼申し上げます。

======

イベント概要:https://spacelink-db.com/2023/

(参考)DX寺小屋 https://dx.remosen-mart.com/

======

2023.10.10活動報告

APRSAFにCONSEO会員が登壇しました!CONSEOブースも初出展!

2023年9月19日(火)~9月22日(金)にインドネシア・ジャカルタにあるインドネシア国家研究イノベーション機関(BRIN)本部で開催されました、第29回アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)に、CONSEOとして初参加しました。

7月からCONSEO会員を対象に公募したSpace Application for Societal Benefit Working Groupでのプレゼンテーションには、ご応募頂きました、株式会社パスコ様、株式会社Sorano me様、株式会社Synspective様がご登壇されました。

また会場内に設けられました展示ブースには、CONSEO事務局が海外イベントに初めて出展し、インドネシアの政府機関及び民間企業をはじめ、APRSAFに集った各国の参加者に対してCONSEO取組について説明するとともに、ポスター制作に協力頂いた会員企業様のサービス・ソリューションについても紹介を行いました。

※CONSEO会員の(株)アークエッジ・スペース及び宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合の福代様もCONSEOブースに来てくださいました!(他にも多くのCONSEO会員の方々にCONSEOブースにお立ち寄り頂き、この場をお借りして御礼申し上げます。有難う御座いました!!)

【CONSEO紹介ポスター】

CONSEO紹介(組織)ポスター[PDF]

CONSEO会員ソリューション・サービス紹介ポスター[PDF]

2023.09.22活動報告

日本学術会議主催 公開シンポジウム「我が国の衛星地球観測に関する統合的戦略立案」にCONSEO角南会長がご登壇!

2023年9月12日(火)に日本学術会議講堂で開催された公開シンポジウム「我が国の衛星地球観測に関する統合的戦略立案」(主催:日本学術会議)に、CONSEO会長の角南篤氏(笹川平和財団 理事長)が登壇しました。

シンポジウム概要:https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/348-s-0912-2.html

角南会長は、「衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)の活動」について講演され、シンポジウム参加者にCONSEOをご紹介されると共に、産学官連携して衛星地球観測を議論する場がCONSEOであることから、学術分野から引き続きの参画・協力を呼び掛けました。

また、講演では初お披露目となった動画コンテンツ 「衛星観測 × 未来予測」を上映し、CONSEOが描く衛星地球観測を活用した「見通せる社会」をシンポジウム参加者と共有しました。

動画コンテンツ「衛星観測 × 未来予測」:https://youtu.be/s8PrgM7jt9g

角南会長登壇資料[PDF]

2023.09.21活動報告

CONSEO 2023年度上半期活動レポートを発行!

2023年度の上半期にCONSEOが実施した活動などをまとめた、「CONSEO 2023年度上半期活動レポート」を発行しました。

CONSEO2023年度上半期活動レポート[PDF]

CONSEO会員の方は、今年度上半期の振り返りに是非ご活用ください!

会員ではない方も、是非、活動レポートをお読みいただきCONSEOでどの様な活動を展開しているか知って頂けますと幸いです。

CONSEOは、2023年度下半期も精力的に活動してく予定です。

引き続きの皆様のご参画、またご支援の程、何卒、よろしくお願いいたします。

2023.09.19

CONSEO会員 ワープスペース様主催イベント ワープステーション・エレメンツ#4「地球の健康状態を知る・守るための産業連携」

この10年で世界のビジネスや技術は大きく飛躍しました。

しかし、人類と地球は地球温暖化や大規模災害の発生など、様々な課題に直面しています。

今こそ、すべての人々が同じ土俵にたち、明日を共に考えていく必要があります。

「ワープステーション」では、宇宙通信スタートアップであるワープスペースがハブとなり、様々な分野でご活躍されている方々をお呼びし、多様な視点から議論していきます。

喫緊の課題に対して各産業でどういう取り組みがされていて、その中での宇宙を含めた連携を模索していく、現在地を知り、未来を作り上げるためのイベントです。

今回は「地球の健康状態を知る・守る」という観点より、プラネタリー・ヘルスやプラネタリー・バウンダリーについて、三菱UFJコンサルティング&リサーチの畠山航也氏にお話しいただきます。

そして、そのような概念を産業で取り組むための意義や方法論について産業やスタートアップ連携に詳しいForbes JAPANの谷本 有香氏や東京大学FoundXの馬田 隆明氏とRESTEC常務理事の松浦 直人氏にお話しいただきます。

最後に、具体的な取り組みやそれを実現していくにあたっての課題について、 ソニー「MIMAMORI」プロジェクト率いる堀井 昭浩氏、sorano me代表の城戸 綾乃氏、ThinkNature代表の久保田康裕氏、そしてパナソニックの中塩屋祥平氏にお話しいただきます。

後段には登壇者や関係者で交流できる、軽飲食含むネットワーキング機会も設けておりますので、ぜひ現地でのご参加をご検討ください。

*ワープステーション・エレメンツ#4「地球の健康状態を知る・守るための産業連携」*

  • 〇実施日:2023年9月28日(木)18:00-21:00
  • 〇開催方法: 東京大学伊藤謝恩ホールにて現地開催(オンライン配信あり)
  • 〇参加費:現地参加費 3,500円、オンライン参加無料
  • 〇プロモコード: CONSEOSPECIAL

[WARPSPACEについて]

ワープスペースは、茨城県つくば市にある宇宙ベンチャーです。人工衛星が大容量のデータをすぐに地上に伝送できていない問題を解決する、商用として世界初の宇宙空間で光通信を利用した通信ネットワークを開発しています。

緊急災害支援の効率化や制度の改善、物流の清流化などへ貢献していきます。

公式webサイト:https://warpspace.jp/

[お問い合わせ先]

株式会社ワープスペース CMO 高橋 亮太

メールアドレス: ryota.takahashi@warpspace.jp

同社事業開発 國井 仁

メールアドレス: hitoshi.kunii@warpspace.jp

2023.09.08お知らせ

CONSEO設立1周年記念!事務局メンバーでミニお祝い会を開催しました。

2023年9月7日 (木) に、CONSEOは設立から1年を迎えました。

CONSEO事務局メンバーで業務終了後にささやかなお祝い会を開催しました。

衛星プロジェクトでは、衛星打上げ日にケーキを用意してお祝いするという文化があると「ワクワクトーク」リケジョ編でお話を聞いたので、CONSEOでも1歳のお誕生日ケーキを用意してお祝いしました。

会員の皆さんはもちろん、衛星地球観測に関わる全ての方々に貢献するコンソーシアムとしてCONSEOが成長していけるよう、引き続き事務局一同、力を合わせてCONSEOを運営して参ります。

今後とも皆様のご支援、よろしくお願いいたします。

*参考

・CONSEO設立時:https://earth.jaxa.jp/conseo/news/2022.html#0907-1

・ワクワクトーク(リケジョ編):https://www.youtube.com/playlist?list=PLrpNCYzWX0SiY3ZBZNPPoqbAz0aSiKUJK

2023.09.08活動報告

CONSEOワクワクトーク動画の公開

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)は、皆さんに衛星地球観測が活用される分野を知ってもらい、馴染みをもってもらうべく、CONSEO広報アンバサダーの桝 太一さん×専門家 ×JAXAとの対談を通じて「衛星地球観測」を学ぶコンテンツを制作しました。

衛星地球観測データって、何に使われているか分からない?調べてみたら難しそうな解説ばっかりだった。。。なんて経験された方に観ていただきたい「衛星地球観測」についてわかりやすく学ぶ動画です。

今回公開したのは以下の4つのコンテンツです。ぜひご覧になってください!

第3弾「水」(約43分)

水の専門家の東京大学生産技術研究所の芳村 圭先生、電源開発株式会社(J-POWER)の賀 達さん、JAXA地球観測研究センターの沖 理子さんを迎えて、水を観測する意義、人工衛星で雨を観測、世界の雨分布速報 (GSMaP)の紹介、人が住んでいない所も観測は必要?、地球全体の水の動きの把握の重要性などについて、桝 太一さんと熱く語ります!

第4弾「ものづくり」(約57分)

小型衛星を設計、製造、運用する株式会社アクセルスペースの中村 友哉さん、水エンジンを開発する株式会社Pale Buleの浅川 純さん、複数の大型衛星開発の経験を有するJAXA衛星利用運用センターの占部 智之さんを迎えて、衛星開発の魅力、大型衛星と小型衛星の開発の違い、厳しい宇宙環境、ものづくりで大変なところ、ものづくりでのモチベーションなどについて、桝 太一さんと熱く語ります!

第5弾「農業」(約40分)

衛星リモートセンシングを用いた農業情報取得に関する研究等に従事する農業・食品産業技術総合研究機構の石塚 直樹さん、スマート農業、農業分野におけるDXに関する業務を中心に従事する国際航業株式会社の鎌形 哲稔さん、「農業を活用した地域づくり」をテーマに地域振興のために農業が果たせる役割を日々模索中の岐阜県下呂市役所の山下 角英さんを迎えて、農業における課題、農業での衛星地球観測の活用、生育状態を可視化して最適なタイミングで収穫!、衛星地球観測への期待などについて、桝 太一さんと熱く語ります!

第6弾「リケジョ」(約49分)

衛星地球観測の分野で活躍する理系女子“リケジョ”で、熱帯気象学をバックグラウンドとし、全球および日本域の極端降水の仕組み、気候変動と降水についての研究を進めている東京大学大気海洋研究所の高薮 縁先生、衛星データプラットフォーム「Tellus」のビジネス開発を行っているさくらインターネット株式会社の牟田 梓さん、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)シリーズや温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)などの開発・運用に従事してきたJAXA衛星利用運用センターの今井 浩子さんを迎えて、ワクワクした研究や開発などについて、桝 太一さんと熱く語ります!

2023.09.04活動報告

CONSEOワクワクスクール動画の公開

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)は、皆さんに衛星地球観測が活用される分野を知ってもらい、馴染みをもってもらうべくCONSEO広報アンバサダーの桝 太一さんと一緒に「衛星地球観測」を学ぶ以下の3つのコンテンツを公開しました!

衛星地球観測データって、何に使われているか分からない?調べてみたら難しそうな解説ばっかりだった。。。なんて経験された方に観ていただきたい「衛星地球観測」についてわかりやすく学ぶ動画です。ぜひご覧になってください。

第3弾「農業」編(約15分)

農業分野や公衆衛星分野などでの衛星データ利用研究に従事する宇宙開発研究機構(JAXA)地球観測研究センターの大吉 慶さんを講師にお招きして、衛星地球観測データで農業の何が分かるのか、どのように使われているか、“旬”を宇宙から見極める?など、とってもわかりやすく解説をしてもらいました!

第4弾「水」編(約16分)

雨や雲の地球観測衛星データ解析に関する研究開発や利用研究に従事する宇宙開発研究機構(JAXA)地球観測研究センターの久保田 拓志さんを講師にお招きして、なぜ宇宙から雨を観測するのか、宇宙からどのように雨を観測するのか、雨のデータがどのように使われているかなどについて、とってもわかりやすく解説をしてもらいました!

第5弾「衛星開発」編(約16分)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)プロジェクトマネージャーの有川 善久さんを講師にお招きして、人工衛星の大きさってどのくらい?、人工衛星はどこを飛んでいるのか、宇宙の過酷な環境、「だいち4号」とは?、地球観測のベンチャー企業などについて、とってもわかりやすく解説をしてもらいました!

2023.08.18イベント

CONSEOコミュニティ(企業・団体間交流促進)に関するご案内

CONSEOコミュニティは、伝えたい情報やメッセージをお持ちの方が、情報発信する定期開催イベントで、企業・団体間での交流の活発化、新たなビジネスや技術、研究が生まれるような有機的なつながりの形成を目指します。

どなたでもご参加いただけますので、下記の応募フォームよりお申し込みください。


■第3回CONSEOコミュニティ

日時:2023年9月14日(木) 16:00~17:35

会場:X NIHONBASHI TOWER (日本橋三井タワー7階)

会場へのアクセスはこちら

【アジェンダと発表資料・動画】

アジェンダ[PDF]

  • 16:00-16:05 趣旨説明
  • 16:05-16:35 株式会社Agriee
  • 16:35-17:05 スマート農業共同体
  • 17:05-17:35 みずほフィナンシャルグループ/株式会社Blue Lab

■第4回CONSEOコミュニティ

日時:2023年10月5日(木) 16:00-17:55

会場:X NIHONBASHI TOWER (日本橋三井タワー7階)

会場へのアクセスはこちら

【アジェンダと発表資料・動画】

アジェンダ[PDF]

  • 16:00-16:05 趣旨説明
  • 16:05-16:35 アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
  • 16:35-17:05 株式会社Space Compass
  • 17:05-17:55 コランダム・イノベーション株式会社(2枠)

CONSEOコミュニティで発表を希望する企業・団体様の追加募集は、今年度下半期に募集予定で検討しております。

2023.07.28提言・報告

【活動報告】CONSEO光学・SAR観測 WG 「次期光学衛星ミッション検討」結果を文科省・宇宙開発利用部会に報告

CONSEO 光学・SAR観測 WGにて、2023年4月~6月にかけて実施しました「次期光学衛星ミッション検討」の検討結果を、第76回(6月27日)宇宙開発利用部会にて、CONSEO事務局より、検討結果の提示及び報告を実施しました。また、これらの検討結果を受けて、文部科学省、および宇宙航空研究開発機構によりまとめられた「次期光学ミッションの方向性について」が第77回(7月24日)同部会にて報告されました。

2023年3月のALOS-3喪失を受け、新しい宇宙基本計画において、「防災・減災、地理空間情報の整備、環境保全利用・研究等、先進的な光学データ利用促進への影響が想定されるところ、ユーザー官庁を含む関係府省庁や民間事業者等と対話を進めながら、再開発の要否も含め、今後の方針についての検討を進める」とされ、CONSEOにおいても、政府での次期光学ミッションの議論に資するインプットを行うため、光学・SAR観測WGにおいて、民間事業者/アカデミア等主体の検討を行いました。

検討では、次期光学ミッションについて検討チーム(3チーム:代表者:衛星データサービス企画㈱、㈱NTTデータ、今後の宇宙開発体制のあり方に関するタスクフォース会合・リモートセンシング分科会))が立ち上がり、具体的なミッションコンセプトの提案書をCONSEO(事務局)に提出して頂きました。

【利用部会資料(第76回)】「衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)における 次期光学ミッションコンセプト検討の結果について」

【利用部会資料(第77回)】「次期光学ミッションの方向性について」

今回の次期光学ミッション検討において、3チームが主体的に検討を実施しました。検討チームとしての参画、ならびに短期間での集中的な議論や提案書への纏めなど実施頂きました3チームの皆様には、深く感謝申し上げます。

また、検討期間中に実施しました“インプットワークショップ”や“フィードバックワークショップ”にご参加頂きました、多くのCONSEO会員及び関係省庁等の皆様にも、ご協力頂きましたこと、御礼申し上げます。

今後、宇宙政策委員会(衛星開発・実証小委等)や、ユーザー省庁、民間事業者等 と更なる意見交換・検討を行い、年度末までを目途に、ミッションをより具体化していくとされています。

2023.07.19お知らせ

【御礼】法人団体200会員となりました!

平素はCONSEOの活動に多大なご支援を賜り誠に有難う御座います。

7月13日、新規会員登録にお申込みを頂きました7法人・団体の入会が承認され、会員法人・団体数が200となりましたこと、会員の皆様にご報告いたします。

2022年9月7日会員登録数107法人・団体で設立されましたCONSEOは、設立から約10か月で200法人・団体にCONSEO会員にご登録頂きました。

CONSEOが今後も会員皆様にとって有意義なコンソーシアムとなる様、衛星地球観測分野における総合的な戦略提言まとめに向けた議論を促進し、産学官による具体的な連携活動を推進して参ります。また、多様なイベントの開催や豊富な情報コンテンツの発信を通して、コンソーシアムへの参加者が多様な産業に拡大し、衛星地球観測を推進する機運の醸成に取り組んで参ります。

引き続き、CONSEO活動へのご理解及びご参画賜りますようお願い申し上げます。

*会員名簿(2023年7月18日現在)[PDF]

(参考:主なイベントごとの会員数推移)

設立時:法人・団体107者 有識者 13名 オブザーバー11団体(2022年9月7日)

ワクワクワークショップ開催時:法人・団体162者 有識者25名、オブザーバー団体14団体(2022年12月5日)

第3回総会開催時:法人・団体180者 有識者30名 オブザーバー団体 14団体(2023年3月23日)

CONSEOシンポジウム開催時:法人・団体188者 有識者33名、オブザーバー14団体(2023年5月29日)

2023.07.13活動報告

CONSEOシンポジウム 2023 イベントレポート 掲載中

2023年5月29日(月)に東京ポートシティ竹芝 ポートホールで開催しましたCONSEOシンポジウム2023のイベントレポートをCONSEOシンポジウム特設サイトにて掲載しております。

当日会場には、219名が来場し、オンライン視聴も200名を超えるなど多くの方々にご参加頂きました。

沢山の反響を頂いた基調講演や活発な議論が展開されたパネルディスカッションなど、当日の見どころ等がまとめられておりますので、是非ご一読ください。

CONSEOシンポジウム 当日レポート

またシンポジウムの映像も公開中です。あわせて是非、ご覧ください!

2023.05.10お知らせ

(文科省) 地球観測技術等調査研究委託事業に関する報告書

文部科学省では、国内外における衛星開発に必要な基盤的技術等の調査や衛星データ利用に関する国際動向・諸外国の政策や潮流を把握するための調査を継続的に実施し、日本の強み・弱みを明確にするとともに、今後の衛星開発の重点化に係る戦略立案を実施しています。

以下のURL先に、2022年度に実施された調査研究の報告書が掲載されております。
是非、ご覧ください。

https://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/space/jigyou/detail/1347482_00012.htm

2023.05.08提言・報告

内閣府「宇宙基本計画(案)」につきまして(CONSEO提言との対照表を作成しました)

2023年4月17日に内閣府宇宙開発戦略推進事務局が公表した「宇宙基本計画(案)」について、2022年度にCONSEOで作成した提言内容と対応する部分について纏めた対照表をCONSEO事務局にて作成しました。

CONSEO提言との対照表 [PDF]

CONSEOでは、「衛星地球観測の戦略について幅広く議論し、国へ提言する」ことをミッションの一つとして掲げています。
今後もCONSEO活動を通して衛星地球観測の政策議論への貢献を目指して参ります。

また4/29(土)より「宇宙基本計画(案)」に関する意見募集(パブリックコメント)も実施されております。詳細は、以下の内閣府Webサイトよりご確認下さい。
*内閣府 Webページ【「宇宙基本計画(案)」に関する意見募集について(令和5年5月12 日(金) 23時59分まで)】

https://www8.cao.go.jp/space/public_comment/r5_kihon_keikaku/sekou_rei.html

2023.04.14イベント

産学官による国内最大の衛星地球観測コミュニティ
“衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)”が主催する「CONSEOシンポジウム2023」開催のお知らせ
~“見通せる社会”の実現と2兆円規模産業への成長を目指して~

産学官が集い衛星地球観測に関する政策提言や共創活動を行う「衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)」では、衛星地球観測が拓く未来は2040年にどの様な姿なのか、有識者との議論を通して考えるCONSEOシンポジウムを2023年5月29日(月)に東京ポートシティ竹芝 ポートホールで開催します。

CONSEOでは、2022年9月の設立以降、設立総会シンポジウム、ワーキンググループ・分科会等での議論やインプットを基に、2023年3月、衛星地球観測に関する政策議論への提言を策定しました。提言では、衛星地球観測の強みを活かし、地球規模の課題解決やデジタルトランスフォーメーション(DX)・グリーントランスフォーメーション(GX)に不可欠な情報を提供し、「見通せる」社会の実現を先導し、衛星地球観測を活用した多様な情報・ソリューションによる「より良い未来」を実現すると共に、2040年に日本の衛星地球観測産業2兆円規模を目標としました。

また、この目標に対し、衛星地球観測は①我が国の社会的な課題や地球規模の危機への対応などの公共利用を中心とした領域に不可欠なツールになっているとともに、②産業的にも発展が期待される成長分野であるデジタル・AI、グリーン分野等と融合し、民需を中心として衛星地球観測産業が持続的に拡大し、二つの領域の取組がシナジーを生みながら成長する将来像の実現を目指すこととしました。

目標達成のために、直面する課題を解決し、政府主体の取組を着実に推進するだけでなく、​民需の拡大、特にグローバル展開やデジタル・グリーンなどの成長分野との融合が不可欠であることから、これらの議論の場として、「CONSEOシンポジウム2023」を開催します。どなたでもご参加いただけますので、下記の「CONSEOシンポジウム2023 特設サイト」よりお申し込みください。

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)シンポジウム2023 プログラム

日時:5月29日(月) 13:30~17:00

場所:東京ポートシティ竹芝 ポートホール
(東京都港区海岸1-7-1東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階)

募集人数:350名程度

オンライン配信:YouTubeでのライブ配信を予定

総合司会:桝太一氏 (CONSEOアンバサダー/同志社大学ハリス理化学研究所助教)

プログラム

●第1部 CONSEO活動の総括 (13時30分~14時25分)
13:30 – 13:40 会長ご挨拶(10分)
角南篤氏(CONSEO会長、公益財団法人笹川平和財団 理事長)
13:40 – 13:55 CONSEO提言について(15分)
平林毅氏(CONSEO事務局、JAXA地球観測統括)
13:55 – 14:05 CONSEOでの取組計画(10分)
  • ①2023年度の取り組みに関する紹介
    CONSEO事務局
  • ②調整中
14:05 – 14:30 衛星地球観測に係る多様な取組(25分)
  • ①経済産業省のリモセンビジネス振興施策について(10分)
    伊奈康二氏 (経済産業省製造産業局宇宙産業室 室長)
  • ②地球衛星観測の統合的戦略立案の必要性について:学術会議での議論(5分)
    高薮縁氏 (CONSEO副会長、東京大学大気海洋研究所 教授)
  • ③調整中
14:30 – 14:45 休憩15分


●第2部 キーノートスピーチ&パネルディスカッション
「Envision the Futureを目指して」(14時45分~17時00分)
14:45 – 15:05 キーノートスピーチ①(20分)
気候科学と衛星データが拓く新ビジネスと気候変動への適応
北祐樹氏(GaiaVision代表取締役、東京大学生産技術研究所 研究員)
15:05 – 15:50 パネルディスカッション①(45分):気候変動と安全保障
気候変動が社会に大きな影響を与えることについて気候安全保障とも言われている。
農業や経済等も含めた安全保障について多様な観点でグローバルな課題への取り組みを議論する。
パネリスト
  • 小林鷹之氏(衆議院議員、前内閣府特命担当大臣(宇宙政策))
  • 角南篤氏(CONSEO会長、公益財団法人笹川平和財団 理事長)
  • 長島純氏(日本宇宙安全保障研究所 理事、
    アジア太平洋安全保障研究センター(APCSS) 客員研究員)
進行
  • 白坂成功氏(應義塾⼤学⼤学院 システムデザイン・マネジメント研究科教授)
15:50 – 16:10 キーノートスピーチ②(20分):デジタル庁の現状と課題
村上敬亮氏(デジタル庁 統括官 国民向けサービスグループ長)
16:10 – 16:55 パネルディスカッション②(45分)
デジタル・グリーンとの融合による新しい社会へ
CONSEO提言においてデジタル・グリーンとの融合が不可欠とされたことから、
見通せる社会において衛星データがどのように活かされるのか、
未来として想像されるデータドリブンな社会に向けての取組みを議論する。
パネリスト
  • 安宅和人氏(慶應義塾大学環境情報学部教授、Zホールディングス株式会社 シニアストラテジスト)
  • 石田真康氏(A.T.カーニー株式会社 ディレクター、一般社団人SPACETIDE 代表理事兼CEO)
  • 馬田隆明氏(東京大学 産学協創推進本部 FoundXディレクター)
進行
  • 谷本有香氏(Forbes JAPAN 執行役員 Web編集長)
16:55 – 17:00 副会長ご挨拶(5分)
中須賀真一氏(CONSEO副会長、東京大学大学院工学系研究科 教授)
17:15 – ネットワーキング(1時間程度)

2023.03.30活動報告

桝アンバサダー企画 ワクワクスクール&ワクワクトーク 動画公開!

衛星地球観測データの種類や活用方法、どの様なユーザーがどの様に衛星地球観測データを利用しているか、知りたい、興味があるという人におすすめの企画がスタートします!!

CONSEOアンバサダーの桝さんが衛星地球観測の専門家から衛星地球学ぶ “ワクワクスクール” 、衛星地球観測の専門家と対談する “ワクワクトーク” の2つの企画が立ち上がり、早速、第一弾と第二弾の動画を制作しました。

①ワクワクスクール
専門性が高いイメージのある衛星地球観測データですが、“ワクワクスクール”では、講師役の専門家が分かりやすく解説し、初心者の方でも楽しみながら学べるコンテンツに仕上げました。


1)自然災害:災害対策における衛星観測・衛星データとは (JAXA研究開発員 高倉有希)



2) 海 :海洋分野における衛星地球観測(JAXA 研究領域主幹 可知美佐子)



②ワクワクトーク
まさに現場で活躍されている様々な有識者をお招きし、それぞれの視点から衛星地球観測データへの期待や活用方法を桝アンバサダーや他の有識者と共にご紹介します。こんな使い方があるんだ、こういう使い方が出来たら良いのではと、衛星地球観測データの更なる活用を動画をお楽しみ頂きながら対談者と同じ視点で考えて頂きたいコンテンツです。


1)自然災害:桝アンバサダー × 国交省 × 陸上自衛隊 × JAXA
「災害対策」を切り口に、豪雨・地すべり・火山など幅広い自然災害に衛星地球観測データがどの様に活用され、現場が求める衛星地球観測データとは何かを紐解く



2)海:桝アンバサダー × ウミトロン × JAXA
サンゴの白化モニタリングや海面温度把握等、衛星地球観測データの「海」への貢献を紐解きながら、養殖業での活用など更なる活用の可能性に踏み込む

2023.03.28提言・報告

「提言 衛星地球観測の全体戦略に関する考え方」について

衛星地球観測コンソーシアム(COSEO)は、2022年9月の設立以降、「社会実装、競争力の強化に向けた地球観測分野の全体戦略等にかかる提言」の起草のため、産学官の多様な会員による議論を進めて参りました。

2023年3月23日に開催したCONSEO第3回総会において、「提言 衛星地球観測の全体戦略に関する考え方について」が、会員の総意に基づき合意されましたので、お知らせいたします。

今後、CONSEOは、「宇宙基本計画(令和2年6月30日 閣議決定)記載の『衛星開発・実証プラットフォームの構築』に資する」ため、本提言を政府へ届けると共に、本提言の実現に向けて、会員間の共創活動を推進して参ります。


CONSEO提言サマリ [PDF]

CONSEO提言本文 [PDF]


提言及びサマリスライドの利用について

・提言及びサマリスライドについては、無償で自由に利用することが可能です。

・利用する場合は、CONSEO著作物上又は、その近傍の視認可能な場所に、以下のクレジットを必ず表示してください。
「提供:衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO」または「提供:CONSEO」

・なお、提言及びサマリスライドを改変する場合は、CONSEO事務局の事前の許諾が必要です。

2023.03.28活動報告

CONSEO第3回総会を開催しました(速報)

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)第3回総会を2023年3月23日、東京・千代田区の秋葉原コンベンションホールにて開催しました。今年1月の第2回総会に続き今回もZoomによる配信が行われ、対面とオンラインのハイブリッド開催となりました。
会場には、法人団体会員44社(66名)、有識者会員3人、及びオブザーバー会員2団体から参加者が集まりました。

  • 会場の様子

今年度最後となる今回の総会では、2022年度活動の最終報告として分科会やWG(ワーキンググループ)、イベントやワークショップの開催結果を報告すると共に、CONSEO提言案や2023年度の活動計画案についても討議しました。

  • オンラインで開会挨拶した角南会長

総会に先立って、CONSEO会長を務める角南篤・笹川平和財団 理事長がご出張先からオンラインで挨拶を行いました。続く総会では、CONSEO副会長の中須賀真一・東京大学大学院・教授が議長を務めました。まずCONSEO提言案について、第2回総会及び会員コメントで寄せられた意見などをもとに修正した提言の最終案を説明し、議論を行った上でオンライン参加者も含めて決議を行い、最終案が採択されました。

  • 司会・進行役を務めた中須賀副会長

2023年度の活動計画案では、2022年度の活動結果や検討ワークショップ、会員コメントにおいて寄せられた意見を踏まえて策定した全体計画案を発表しました。続いて、分科会やWGの活動計画案の討議に入り、「光学・SAR観測WG」は中須賀副会長、「科学と環境共生分科会」は早坂忠裕・東北大学大学院 教授、2022年度の社会実装分科会と産業競争WGが融合した「衛星地球観測利用分科会」は白坂成功・慶應義塾大学大学院 教授が、それぞれ主査として発表しました。その後、全体計画案も含めての議論が行われた上で決議を行い、満場一致で2023年度の活動計画が議決されました。

  • 白坂教授(左)、早坂教授(右)

  • 討議の様子

この日の第3回総会には合計74の法人・団体会員に加え、有識者、オブザーバー会員も多数出席し、参加者から今後の施策に関するさまざまな意見が寄せられました。会の最後には、5月29日に開催を計画しているシンポジウムのプログラム案を発表し、総会は無事終了しました。
閉会後はネットワーキングのための会合も行われ、参加者同士の活発な交流が行われました。CONSEO事務局では、今回議決された2023年度のCONSEOの活動案に沿って、引き続き分科会・WGや勉強会、イベント開催や広報企画活動などの取り組みを進めてまいります。

2023.02.10提言・報告

文部科学省 宇宙開発利用部会(第72回)で衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)提言(案)の中間報告を行いました。

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)では、2022年9月の設立以降、総会や分科会等での会員間の議論、イベント等における有識者の方々からのご講演・ご意見を踏まえて、「提言 衛星地球観測の全体戦略に関する考え方(案)」を取りまとめて参りました。

本提言(案)について、文部科学省が主催する科学技術・学術審議会の一つである「宇宙開発利用部会(第72回)」(2月9日開催)において、CONSEO事務局が中間報告を行いましたので、お知らせいたします。

https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00513.html

宇宙開発利用部会では、宇宙基本計画の改訂に資するため、本提言(案)がベースとなり、日本の衛星地球観測の在り方について、委員の方々による議論が行われました。

CONSEOでは、3月に予定している総会での採択に向けて、引き続き、提言(案)の調整を進めて参ります。

2023.02.09活動報告

2/2(木) 23年度活動検討ワークショップ開催しました!

2023年2月2日(木)に、2023年度活動検討ワークショップを開催しました。

本ワークショップは、CONSEOが2023年度の取り組む活動について検討・議論する場として企画・実施しました。
当日は、CONSEO会員14名とCONSEO事務局4名が4グループに分かれて、2022年度の活動を踏まえ、CONSEOに期待される活動を会員の皆様からご提案頂きながら、CONSEO成長・発展、そして会員の皆様に有益な機会をご提供できる企画を、3時間かけて検討しました。

開催日時

2023年2月2日(水)14時〜17時

当日のタイムスケジュール

14:00 イントロ(事務局より)
14:15 自己紹介
14:25 参加者からのアイデア提案
休憩10分
15:35 アクションプラン検討
16:20 各グループ提案発表

開催日時

2023年2月2日(水)14時〜17時(集合:13時45分)

ワークショップでご提案頂きました活動案は、CONSEOの2023年度に反映する予定です。
反映された2023年度活動案は、第3回総会にて発表させて頂きます。

CONSEOでは、会員の方々からのご提案をワークショップ以外でも常に受け付けております。
開催されたいイベントやCONSEO会員と共に取り組みたい活動など、アイデアが御座いましたらお気軽にCONSEO事務局(Z-conseo@ml.jaxa.jp)までご連絡下さい。

引き続きの皆様からのCONSEO活動へのご参加、心よりお待ちしております。

当日記録写真

2023.01.24活動報告

CONSEO第2回総会を開催しました(速報)

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)第2回総会を2023年1月17日、御茶ノ水にあるsola city Hall及びZoom配信によるオンラインのハイブリット形式にて開催しました。

  • 会場の様子

昨年10月12日の設立総会Day2イベントに続く今回は、2022年度活動の中間報告として分科会やWG(ワーキンググループ)、イベントやワークショップの開催結果を報告すると共に、有識者による基調講演、及びCONSEO提言案の討議を行いました。

  • 角南会長

総会の議長は、角南篤・CONSEO会長(公益財団法人笹川平和財団 理事長)が務めました。また、分科会やWGの活動結果については、「社会実装分科会」は慶應義塾大学大学院の白坂成功教授、「光学・SAR観測WG」は東京大学大学院の中須賀真一教授、「産業競争戦略WG」はA.T.カーニーの石田真康ディレクター、「環境との持続的な共生分科会」は東北大学大学院の早坂忠裕教授が、それぞれ主査として報告しました。

  • 白坂教授

  • 中須賀教授

  • 石田氏(オンライン)

  • 早坂教授

基調講演は、Zホールディングス株式会社のシニアストラテジストを務める慶應義塾大学 環境情報学部の安宅和人教授と、Green Finance Network Japanの事務局長も務める金融庁総合政策局総合政策課の高田秀樹課長が登壇しました。

  • 安宅教授

  • 高田課長

  • 講演の様子

基調講演に続いて、CONSEOが今後目指すべき将来像や実現に向けた課題、今後の推進戦略や施策についての提言案を発表し、これに関する議論が行われました。第2回総会には、計111法人・団体会員が出席し(会場参加は、42法人・団体会員)、今後の施策についてさまざまな意見が寄せられました。最後に2022年度の今後の活動予定を報告し、総会は終了しました。
閉会後にはネットワーキングのためのランチ会を行い、参加者会員間における交流の機会となりました。なお、今回発表された提言案、及び2023年度のCONSEO活動案について、CONSEO事務局では、会員からのコメントを募集し、3月に提案採択に向けた提言の最終案の作成を行っていきます。

過去のお知らせ