2023.03.28活動報告

CONSEO第3回総会を開催しました(速報)

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)第3回総会を2023年3月23日、東京・千代田区の秋葉原コンベンションホールにて開催しました。今年1月の第2回総会に続き今回もZoomによる配信が行われ、対面とオンラインのハイブリッド開催となりました。
会場には、法人団体会員44社(66名)、有識者会員3人、及びオブザーバー会員2団体から参加者が集まりました。

  • 会場の様子

今年度最後となる今回の総会では、2022年度活動の最終報告として分科会やWG(ワーキンググループ)、イベントやワークショップの開催結果を報告すると共に、CONSEO提言案や2023年度の活動計画案についても討議しました。

  • オンラインで開会挨拶した角南会長

総会に先立って、CONSEO会長を務める角南篤・笹川平和財団 理事長がご出張先からオンラインで挨拶を行いました。続く総会では、CONSEO副会長の中須賀真一・東京大学大学院・教授が議長を務めました。まずCONSEO提言案について、第2回総会及び会員コメントで寄せられた意見などをもとに修正した提言の最終案を説明し、議論を行った上でオンライン参加者も含めて決議を行い、最終案が採択されました。

  • 司会・進行役を務めた中須賀副会長

2023年度の活動計画案では、2022年度の活動結果や検討ワークショップ、会員コメントにおいて寄せられた意見を踏まえて策定した全体計画案を発表しました。続いて、分科会やWGの活動計画案の討議に入り、「光学・SAR観測WG」は中須賀副会長、「科学と環境共生分科会」は早坂忠裕・東北大学大学院 教授、2022年度の社会実装分科会と産業競争WGが融合した「衛星地球観測利用分科会」は白坂成功・慶應義塾大学大学院 教授が、それぞれ主査として発表しました。その後、全体計画案も含めての議論が行われた上で決議を行い、満場一致で2023年度の活動計画が議決されました。

  • 白坂教授(左)、早坂教授(右)

  • 討議の様子

この日の第3回総会には合計74の法人・団体会員に加え、有識者、オブザーバー会員も多数出席し、参加者から今後の施策に関するさまざまな意見が寄せられました。会の最後には、5月29日に開催を計画しているシンポジウムのプログラム案を発表し、総会は無事終了しました。
閉会後はネットワーキングのための会合も行われ、参加者同士の活発な交流が行われました。CONSEO事務局では、今回議決された2023年度のCONSEOの活動案に沿って、引き続き分科会・WGや勉強会、イベント開催や広報企画活動などの取り組みを進めてまいります。