2023.04.14イベント
産学官による国内最大の衛星地球観測コミュニティ
“衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)”が主催する「CONSEOシンポジウム2023」開催のお知らせ
~“見通せる社会”の実現と2兆円規模産業への成長を目指して~
産学官が集い衛星地球観測に関する政策提言や共創活動を行う「衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)」では、衛星地球観測が拓く未来は2040年にどの様な姿なのか、有識者との議論を通して考えるCONSEOシンポジウムを2023年5月29日(月)に東京ポートシティ竹芝 ポートホールで開催します。
CONSEOでは、2022年9月の設立以降、設立総会シンポジウム、ワーキンググループ・分科会等での議論やインプットを基に、2023年3月、衛星地球観測に関する政策議論への提言を策定しました。提言では、衛星地球観測の強みを活かし、地球規模の課題解決やデジタルトランスフォーメーション(DX)・グリーントランスフォーメーション(GX)に不可欠な情報を提供し、「見通せる」社会の実現を先導し、衛星地球観測を活用した多様な情報・ソリューションによる「より良い未来」を実現すると共に、2040年に日本の衛星地球観測産業2兆円規模を目標としました。
また、この目標に対し、衛星地球観測は①我が国の社会的な課題や地球規模の危機への対応などの公共利用を中心とした領域に不可欠なツールになっているとともに、②産業的にも発展が期待される成長分野であるデジタル・AI、グリーン分野等と融合し、民需を中心として衛星地球観測産業が持続的に拡大し、二つの領域の取組がシナジーを生みながら成長する将来像の実現を目指すこととしました。
目標達成のために、直面する課題を解決し、政府主体の取組を着実に推進するだけでなく、民需の拡大、特にグローバル展開やデジタル・グリーンなどの成長分野との融合が不可欠であることから、これらの議論の場として、「CONSEOシンポジウム2023」を開催します。どなたでもご参加いただけますので、下記の「CONSEOシンポジウム2023 特設サイト」よりお申し込みください。
衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)シンポジウム2023 プログラム
日時:5月29日(月) 13:30~17:00
場所:東京ポートシティ竹芝 ポートホール
(東京都港区海岸1-7-1東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階)
募集人数:350名程度
オンライン配信:YouTubeでのライブ配信を予定
総合司会:桝太一氏 (CONSEOアンバサダー/同志社大学ハリス理化学研究所助教)
プログラム
13:30 – 13:40 | 会長ご挨拶(10分) 角南篤氏(CONSEO会長、公益財団法人笹川平和財団 理事長) |
13:40 – 13:55 | CONSEO提言について(15分) 平林毅氏(CONSEO事務局、JAXA地球観測統括) |
13:55 – 14:05 | CONSEOでの取組計画(10分)
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14:05 – 14:30 | 衛星地球観測に係る多様な取組(25分)
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14:30 – 14:45 | 休憩15分 |
「Envision the Futureを目指して」(14時45分~17時00分)
14:45 – 15:05 | キーノートスピーチ①(20分) 気候科学と衛星データが拓く新ビジネスと気候変動への適応 北祐樹氏(GaiaVision代表取締役、東京大学生産技術研究所 研究員) |
15:05 – 15:50 |
パネルディスカッション①(45分):気候変動と安全保障 気候変動が社会に大きな影響を与えることについて気候安全保障とも言われている。 農業や経済等も含めた安全保障について多様な観点でグローバルな課題への取り組みを議論する。 パネリスト
進行
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15:50 – 16:10 | キーノートスピーチ②(20分):デジタル庁の現状と課題 村上敬亮氏(デジタル庁 統括官 国民向けサービスグループ長) |
16:10 – 16:55 | パネルディスカッション②(45分) デジタル・グリーンとの融合による新しい社会へ CONSEO提言においてデジタル・グリーンとの融合が不可欠とされたことから、 見通せる社会において衛星データがどのように活かされるのか、 未来として想像されるデータドリブンな社会に向けての取組みを議論する。 パネリスト
進行
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16:55 – 17:00 | 副会長ご挨拶(5分) 中須賀真一氏(CONSEO副会長、東京大学大学院工学系研究科 教授) |
17:15 – | ネットワーキング(1時間程度) |