【お知らせ】2022年3月31日にて、人工衛星の観測画像からの定常的な軽石判読を終了いたしました。 何かありましたら、earth*ml.jaxa.jp (*はアットマークに置き換えてください)までお問い合わせください。
福徳岡ノ場噴火による洋上の軽石分布について、人工衛星で観測した情報を提供しています。 軽石分布を解析したレポート(①)に加え、最新の衛星画像(②、③)を以下よりご覧頂けます。
衛星観測画像からの軽石の判読は研究中のものです。軽石がまばら(疎)になっているところや、雲などの影響で検知できないものなど、全ての軽石を観測できていないことにご注意ください。 なお、解析・判読に当たっては研究者や一般の方々からの軽石の観測情報も参考にしています。
衛星観測による軽石の判読原理については、2021年12月21日掲載記事で解説しています。
これまでの衛星画像の判読により推定された軽石の分布地図はこちら です。
各種衛星画像から軽石分布を解析した最新のレポートは次の通りです(随時掲載中)。
可視赤外によるカラー画像を観測後随時公開しています。海(青色)に対し、水色に見えるのが軽石です。地域ごと(観測日が新しい順)、観測日ごと(地域順)に掲載中です。
気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C、分解能250m)と欧州のSentinel-2(分解能10m)が観測した衛星画像で、軽石がどう見えるのか簡単に確認できます。インターネットブラウザ上で、地図の拡大・縮小、場所の移動などの操作が可能です。JAXAによる軽石判読エリアに赤い枠を付けていますので、そこを注目してみてください。
衛星画像による軽石の観測について事例紹介と解説を行っています。
気象庁:
海上保安庁:航空機による軽石の漂流状況調査への参考資料として、衛星による軽石観測情報をご活用頂いています。
海洋研究開発機構:軽石漂流予測シミュレーションの精度向上のため、衛星で判読した軽石位置情報をご活用頂いています。