概要

近年のスマート水産業の展開にともない、水産業における衛星データをはじめとするデータ利用・流通の重要性が高まっています。こうしたなか、地球環境変動観測衛星(GCOM)シリーズの衛星2機体制による観測開始から5年が経過し、水温や赤潮の観測などで成果が挙がるとともに、各種のデータの統合・組合せを通じた海域環境のより詳細な把握や漁業・養殖業への積極的な応用が進みつつあります。そこで、一般社団法人 漁業情報サービスセンター(JAFIC)および国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、共同でスマート水産業と衛星利用に関するシンポジウムを開催します。

本シンポジウムでは、都道府県の水産ユーザをメインターゲットに、最新のスマート水産業の取組や衛星データ提供の取組を紹介するとともに、データを利用している先進ユーザから実利用の例や課題を紹介して頂き、パネルディスカッションを通じて今後の進むべき方向を議論します。

日程・主催/後援

日時:
2022年12月19日(月)13:30 - 17:15
会場:
オンライン
主催:
一般社団法人 漁業情報サービスセンター、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
後援:
水産庁、 内閣府総合海洋政策推進事務局、 内閣府宇宙開発戦略推進事務局、文部科学省、一般社団法人 水産海洋学会、一般社団法人 日本リモートセンシング学会

終了いたしました。
多くの方にご参加いただきありがとうございました。

プログラム

司会・進行:向井田 明 リモート・センシング技術センター

13:30
開会挨拶、趣旨説明
和田 時夫
漁業情報サービスセンター 会長
13:40
後援者挨拶
廣野 淳
水産庁 増殖推進部長
13:50
JAFIC におけるスマート水産業の取組と衛星データの活用
斎藤 克弥
漁業情報サービスセンター システム企画部長
14:20
JAXA における衛星海洋観測の取組とGCOM データの活用
田中 一広
宇宙航空研究開発機構 第一宇宙技術部門
GCOMプロジェクトチーム プロジェクトマネージャ
14:50
休憩
14:55

千葉県の水産分野における人工衛星情報の利用とスマート化への取り組み

加藤 正人
千葉県水産総合研究センター資源研究室 主任上席研究員
15:15

有明海湾奥部のノリ養殖における衛星データ活用の可能性

三根 崇幸
佐賀県農林水産部水産課 玄海創生・栽培資源担当係長
15:35

いか釣り漁業のスマート化と衛星利用

中津 達也
全国いか釣り漁業協会 会長
15:55
休憩
16:05

パネルディスカッション『データ利用の定着とデータ流通基盤』

〈コーディネータ〉

石坂 丞二
名古屋大学 宇宙地球環境研究所 国際連携研究センター 教授

〈パネリスト〉

金子 貴臣
水産庁 増殖推進部 研究指導課 課長補佐
山尾 理
海上保安庁 海洋情報部 海洋空間情報室長
水上 陽介
オーシャンソリューションテクノロジー 代表取締役
荒井 頼子
リモート・センシング技術センター
ソリューション事業第一部 事業開拓課長代理
加藤 正人
千葉県水産総合研究センター 資源研究室 主任上席研究員
中津 達也
全国いか釣り漁業協会 会長
三根 崇幸
佐賀県農林水産部水産課 玄海創生・栽培資源担当係長
斎藤 克弥
漁業情報サービスセンター システム企画部長
田中 一広
宇宙航空研究開発機構 第一宇宙技術部門
GCOMプロジェクトチーム プロジェクトマネージャ
17:05

閉会挨拶

寺田 弘慈
宇宙航空研究開発機構 理事

ポスター・要旨 


登壇者

斎藤 克弥
一般社団法人漁業情報サービスセンター システム企画部 部長
田中 一広
宇宙航空研究開発機構 第一宇宙技術部門 GCOMプロジェクトチーム プロジェクトマネージャ
加藤 正人
千葉県水産総合研究センター 資源研究室 主任上席研究員
三根 崇幸
佐賀県農林水産部水産課 玄海創生・栽培資源担当係長
中津 達也
全国いか釣り漁業協会 会長
石坂 丞二
名古屋大学 宇宙地球環境研究所 国際連携研究センター 教授
金子 貴臣
水産庁 増殖推進部 研究指導課 課長補佐
山尾 理
海上保安庁 海洋情報部 海洋空間情報室長
水上 陽介
オーシャンソリューションテクノロジー株式会社 代表取締役
荒井 頼子
リモート・センシング技術センター ソリューション事業第一部 事業開拓課長代理
登壇順に掲載しています

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