しきさい(GCOM-C)によるクロロフィルa濃度

記事更新日: 2024/03/26
お知らせ

2024/3/26:2024年2月27日までの観測結果を追加しました。

2023/12/13:2023年11月28日までの観測結果を追加しました。

2023/9/25:2023年8月29日までの観測結果を追加しました。

2023/6/8:2023年5月30日までの観測結果を追加しました。

2023/3/16:2023年2月28日までの観測結果を追加しました。

2023/2/21:2023年1月31日までの観測結果を追加しました。

2023/1/26:2023年1月3日までの観測結果を追加しました。

2022/12/7:2022年11月29日までの観測結果を追加しました。

2022/11/24:2022年11月1日までの観測結果を追加しました。

2022/10/24:2022年10月4日までの観測結果を追加しました。

2022/9/6:2022年8月30日までの観測結果を追加しました。

2022/8/19:2022年8月2日までの観測結果を追加しました。

2022/7/27:2022年6月28日までの観測結果を追加しました。

2022/3/29:2022年3月22日までの観測結果を追加しました。

2022/3/8:2022年2月後半の観測結果を追加しました。

2022/2/8:2022年1月後半の観測結果を追加しました。

2022/1/14:2021年12月後半の観測結果を追加しました。

2021/12/13:2021年11月後半の観測結果を追加しました。

2021/11/10:2021年10月後半の観測結果を追加しました。

2021/10/15:2021年9月後半の観測結果を追加しました。

2021/09/14:2021年8月後半の観測結果を追加しました。

2021/07/30:2021年6月後半の観測結果を追加しました。

2021/06/16:2021年5月後半の観測結果を追加しました。

2021/06/02:2021年5月後半の観測結果を追加しました。

2021/05/14:2021年5月前半の観測結果を追加しました。

2021/04/02:2021年3月後半の観測結果を追加しました。

2021/03/19:2021年3月前半の観測結果を追加しました。

2021/03/05:2021年2月後半の観測結果を追加しました。

2021/02/22:2021年2月前半の観測結果を追加しました。

2021/02/15:2021年2月前半の観測結果を追加しました。

2021/02/05:2021年1月後半の観測結果を追加しました。

2021/02/03:2021年1月前半の観測結果を追加しました。

2020/12/25:2020年12月後半の観測結果を追加しました。

2020/12/21:2020年12月前半の観測結果を追加しました。

2020/12/07:2020年11月後半の観測結果を追加しました。

2020/11/20:2020年11月前半の観測結果を追加しました。

2020/10/22:2020年10月前半の観測結果を追加しました。

2020/10/05:2020年9月の観測結果を追加しました。

2020/09/15:2020年8月後半の観測結果を追加しました。

2020/08/25:2020年8月前半の観測結果を追加しました。

2020/08/11:大阪湾と伊勢湾の観測結果を追加しました。また、観測期間を2020年7月まで延長し、懸濁物質濃度の変化も追加しました。

2020/06/25:記事を公開しました。

概要

「しきさい」による東京湾、大阪湾、伊勢湾のクロロフィルa濃度。2023年についても2018-2022年と同様のレベルで変動していた。

観測結果

内水や沿岸の水質に関して外出や経済活動の抑制期間や回復期の変動を調べるため、しきさい(GCOM-C)で観測したクロロフィルa濃度(Chl-a)の平年値からの差の割合(偏差/平年値×100%)を指標として解析した。Chl-aは、植物プランクトン量の指標となる光合成色素の濃度で、植物プランクトンの増殖に必要となる栄養塩や、日射、水温等の自然変動に伴い増減する一方で、沿岸では河川水の流入と共に下水や農地など人間活動からの排水による栄養塩もChl-aを増やす要因となり得るため、Chl-aは水質の指標と一つとして利用することもできる。

このダッシュボードでは、大都市に隣接する東京湾、大阪湾、伊勢湾について、湾内の水質(Chl-a指標)の各年の状況と他の年との差を調べた。 湾内のクロロフィルa濃度は、流域への降水によって変化する河川からの栄養塩の流入と、日射や気温、海上風による混合、吹き寄せや湧昇などによって変動すると考えられる。 湾内はChl-a以外の有機物による光の吸収が大きく、Chl-aの衛星推定に影響を与えている可能性があるため、懸濁物質濃度(プランクトンや土壌粒子など水中に浮遊する粒子の濃度)についても同様に示す。

対象海域の指標は、主に河川水の流入に伴って大きく変動することがあった(例えば、東京湾の2018年4月上旬、2019年10月中~下旬、2020年8月上旬、2021年1月上旬や5月上旬;大阪湾の2018年9月や2020年1月中旬;伊勢湾の2018年3月上旬、9月、2019年8月下旬、2020年2月中旬、4月下旬、2021年4月など)が、隣接する各都市で行動制限があった時期との対応は見られていない。このことから、今回解析した指標で検出が難しい数100m以下スケールの局所的なものは明らかではないが、それ以上の広域スケールでの沿岸環境や生態系への顕著な影響はないと推測される。

観測結果(東京湾)

図1-1:東京湾のクロロフィルa濃度の各年比較の例
図1-1の詳細を表示(2.3MB)

図1-2:東京湾のクロロフィルa濃度の時系列変化

左上の図中の赤四角の領域の平均値のヒストグラムが右上図、時系列が下図。
青線、緑線、黄線、赤線はそれぞれ2018年、2019年、2020年、2021年の値を示す。
時系列では白抜きの点は各日の値、実線は週平均値、点線は2018-2019の+/-10日の移動平均値を示す。

図1-3:東京湾の懸濁物質濃度の各年比較

図1-4:東京湾の懸濁物質濃度の時系列変化

観測結果(大阪湾)

図2-1:大阪湾のクロロフィルa濃度の各年比較

図2-2:大阪湾のクロロフィルa濃度の時系列変化

図2-3:大阪湾の懸濁物質濃度の各年比較

図2-4:大阪湾の懸濁物質濃度の時系列変化

観測結果(伊勢湾)

図3-1:伊勢湾のクロロフィルa濃度の各年比較

図3-2:伊勢湾のクロロフィルa濃度の時系列変化

図3-3:伊勢湾の懸濁物質濃度の各年比較

図3-4:伊勢湾の懸濁物質濃度の時系列変化

ダウンロード

ダウンロード用のデータはこちら(PNG、JPG、テキストファイル)

ダウンロード用のデータについては研究データ等の利用条件が適用されます。

関連リンク

地球観測研究センターGCOM-Cグループ

しきさいポータル

JASMESポータル

一覧に戻る