2026.5.19活動報告

欧州宇宙機関(ESA)地球観測プログラムに関するワークショップ開催レポート

2026 年3 月10 日(火)、X-NIHONBASHI にて、欧州宇宙機関(European Space Agency:ESA)およびCONSEOの共催により、「Workshop on ESA's EO Programmes」※を開催しました。本ワークショップは対面形式で実施され、約90名が参加しました。
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■Simonetta Cheli 地球観測プログラム局長 講演 「ESA の地球観測プログラムEO programs」
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ESA地球観測プログラム局長のシモネッタ・チェリ博士が登壇し、Future EO(ミッション準備・開発・運用管理・データ活用)、Copernicus(運用監視のためのミッション)、Digital Twin Earth(データ利用とアプリケーション)、およびInCubed(商業化支援)といったESAの地球観測プログラムについて講演を行いました。

またチェリ博士は、宇宙ベースのアセットを活用し、欧州の安全保障と自律性の強化を目的とする新プログラム「European Resilience from Space」における地球観測分野についても紹介しました。このプログラムは、2025年11月に開催されたESA閣僚理事会で採択されたものです。

■パネルディスカッション1 - テーマ:衛星(SAR・光学)、コンステレーション

パネルディスカッション1では、以下の衛星開発企業が登壇し、各社5分ずつテーマに沿って開発計画や今後の展開についてプレゼンテーションを行いました。その後、各社登壇者からチェリ博士への質疑応答が行われ、活発な意見交換が交わされました。

・株式会社アークエッジ・スペース
・株式会社QPS研究所
・株式会社Synspective
・株式会社Marble Visions

■パネルディスカッション2 - テーマ:衛星データ利活用

パネルディスカッション2では、以下の衛星データ利活用・解析企業が登壇し、各社5分ずつテーマに沿って事業内容や今後の展開についてプレゼンテーションを行いました。その後、チェリ博士との質疑応答を通じて、データ利活用分野における課題や可能性について理解を深めました。

・株式会社オーシャンアイズ
・Space Tech Accelerator 株式会社
・ソラフネ株式会社
・EverImpact社

ワークショップ終了後にネットワーキングが行われ、参加者同士の活発な交流が行われました。
参加者からは、「普段聞くことができないESAの方向性や日本との協業姿勢を理解できた」「ESAのEOプログラムの全体像が分かった」「日本・EUの関係者と直接交流でき、有意義なネットワーキングの機会だった」といった意見が寄せられました。
本ワークショップは、情報提供と交流の両面で参加者の満足度が高く、日欧連携のさらなる発展につながる有意義なイベントとなりました。