2026.4.13提言・報告
「衛星地球観測の官民連携による災害対応訓練(防災ドリル)の結果報告」を宇宙開発利用部会に報告
衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)は、2026年4月9日に開催された文部科学省 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 宇宙開発利用部会(第104回)において、衛星地球観測の官民連携による災害対応訓練(防災ドリル)の結果報告を行いましたので、お知らせいたします。
宇宙開発利用部会(第104回)2026.4.9
「衛星地球観測の官民連携による災害対応訓練(防災ドリル)の結果報告」
■ 報告の概要
本防災ドリルとは、災害発生時に我が国の官民衛星が効果的に連携し、迅速な緊急観測等へ対応できる体制を確認・強化することを目的として実施された防災対応訓練です。
本報告では、2025年度実施の第2回防災ドリルの成果および今後の課題について整理しました。
(1)第2回防災ドリル概要
- ・政府機関の防災訓練「令和7年度 大規模津波防災総合訓練」への参加
- ・防災訓練当日までの「官民衛星による観測シナリオ」に即した事前観測、想定被害情報の準備
- ・防災訓練当日の防災ドリルの活動報告を実施
- ・防災訓練当日から12月末までの防災関係機関による提供画像・想定被害情報の閲覧・評価を実施
(2)主な成果
- ・「官民連携による衛星観測シナリオ」をより実効的な内容へと更新
- ・政府・自治体主体の訓練と連動することで、より実態に即した訓練を実現
- ・衛星ワンストップシステムによる衛星画像および解析結果の一元化の有効性を再確認
(3)今後の課題
- ・早期の被害状況把握の実現に向けた官民衛星の機数増加
- ・全体を統括する司令塔機能の確立、官民連携を持続的に支える経済的持続性の確保
- ・解析プロダクトの提供時間の短縮・精度向上・表示方法の改善
■ 今後の予定
第2回防災ドリルで得られた課題を踏まえ、今後の官民連携 による災害対応の改善を進めていく予定です。
第1回防災ドリルの報告はこちら
文部科学省 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 宇宙開発利用部会(第94回)
衛星地球観測の官民連携による 災害対応訓練(防災ドリル)の 結果報告