2022.12.07活動報告
CONSEO会員が集い、未来のアイデアを議論するワクワクワークショップを開催
2022年12月5日、衛星地球観測の将来像を描く「ワクワクワークショップ」を東京・中央区のX-NIHONBASHI TOWERにて開催しました。このワークショップは、CONSEO会員の方々が組織の垣根を越えてグループとなり、より良い未来や将来像と衛星地球観測の価値を話し合い、アイデアを形にしてもらうというイベントです。今回は約60名のCONSEO会員が集まり、10グループに分かれて「ワクワクするような未来のアイデア」について議論し、グループごとに発表を行いました。
冒頭、同志社大学ハリス理化学研究所の助教を務める桝太一氏に、CONSEOの広報アンバサダーとして「CONSEOに期待すること」を語って頂きました。続いて、慶應義塾大学大学院 白坂成功教授より、バイアスを超えてアイデアを発想する方法について、ビデオにより基調講演を頂き、その後、参加者が各グループに分かれての対話に入りました。
民間企業や自治体、大学や研究機関など産官学から多様な立場の人が集まりましたが、アイスブレイクやブレインストーミングを経ながらそれぞれの未来への想いやワクワクとは何かを共有し、対話を繰り返していくうちに、チームメンバー間で一体感が高まり、多数のアイデアが整理・統合されてチームごとに衛星地球観測を活用したユニークな将来像(例:地球の凹凸や大気環境の状況から音楽を演奏する等)が創出されました。後半は、桝氏と同じくCONSEOの広報アンバサダーを務めるJAXAの油井亀美也宇宙飛行士も加わり、白熱した議論を経て各グループが将来像アイデアの発表を行い、最後には油井宇宙飛行士特別賞と参加者全員の投票による最優秀賞を決定・発表し、約5時間に及んだワークショップは終了しました。
なお、本ワークショップを通して得られた成果については、CONSEOの活動報告(論点1「目指すべき将来像・観測分野を推進すべき理由」へのインプット等)に活用することを検討しております。
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会場の様子①
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会場の様子②
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各グループに分かれて未来のアイデアを議論
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講評の様子
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最後は参加者全員で集合写真撮影